晴れの日!成人式

着物

新成人の皆様おめでとうございます!ぶしぐといいます

 

1月の一大イベントいえば成人式です

 

今回は成人式について綴っていきます

 

そもそも成人式とは

成人式は昔の元服にあたります

 

元服といえば大河ドラマ戦国時代ものでよく聞きますが、始まりは奈良時代に男児が大人となったことを表すために服を改め、髪を結い、頭に冠を加える儀式でした

 

毎年1月15日が成人の日と定められ、現在では精神的にも肉体的にも社会人として認められる満20歳になった青年男女を祝福して市町村で祝賀と励ましの会が開かれています

 

成人した男女は社会的にも一人前の大人として仲間入りを意味する儀式です

 

 

私の実体験

 

ぶしぐ
ぶしぐ

私が成人式をしたときは母が仕立ててくれた振袖を着ました

 

和裁士の母が反物から一生懸命に縫ってくれた振袖で、友達のお母さんが着つけてくれました

 

私のために縫ってくれた振袖を着て前撮り、成人式をできたことはとても嬉しかったので今でもハッキリと覚えています!

 

かかった費用は反物で20万(仕立て代なし 仕立て代いれるともっと50万円などするかもしれない)

 

購入したものトータルで40万(振袖襦袢は家にあったもの 着付け小物セット1万円を含む)

 

これを安いとみるか高いとみるかは個人差ですが、振袖を買ったりするともっと値段は上がります

 

安くで抑えるならレンタルや中古のものを買うなりしたほうがいいかもしれません

 

私が着た振袖は妹が成人式で着た後、学校行事で私が着てからはタンスに眠っています

 

振袖を着る機会が成人式と卒業式しかないのはもったいないというか・・・もっと着る場面があればいいのにと思ってしまいます

 

しかし振袖を着るとなると、自分一人で着るには大掛かりなのでまた振袖の着付けは普通の着物より難しいので振袖専門の方でないと気つけられなし、成人式や卒業式のシーズンのみだったりします

 

またヘアセットを美容院で予約するなどを考えたらあまり気軽にできるものではないのかもしれない

 

振袖を気軽に着れて、着る機会があればと思っている人はたくさんいるはずです!

 

 

成人式で着る着物

振袖を着る人が多いです

 

あんまり見かけることはないですが訪問着や色無地でも可

 

・訪問着(ほうもんぎ)とは胸、肩、袖、裾などに模様が繋がるように染めた着物

 

・色無地(いろむじ)とは黒以外で一色だけで染めた無地の着物

 

友達は振袖丈(ふりそでたけ)の色無地を着ていました

 

柄なしで無地一色のためかなり目立ったらしいです

 

振袖には袖の長さがいろいろあります

 

・袖丈がくるぶしまであるものを大振袖、ふくらはぎまであるものは中振袖、膝頭まであるものが小振袖です

 

専門学生だと自分で振袖を仕立てることになるので、肩身代わりの振袖にしてたり白生地を買って自分の好きな色を指定して染めてもらっているクラスメートもいました

 

・肩身代わりとは着物の生地が左右で別々に仕立てられた着物

 

・白生地(しろきじ)とは白糸で織って反物にしたもので、後から染めます

 

ちなみに振袖は成人式で着るイメージが強いですが、成人式以外でも着てOKです

 

成人式の振袖は赤やピンクは人気なので着ている人が多いです

 

私は青の振袖を着ましたが、青系統と紫や緑や黄色の振袖を着ている人は少ない印象でした

 

成人式は若い女性が日本の民族衣装である着物に触れ自分で晴れ着を選ぶ最初の機会です!

 

レンタルでも中古で買う時もまず自分個性にあった好きな色の振袖を選んでみて、もし地色が地味な場合は伊達衿や帯揚げや帯締めなどで華やかさをプラスするといいです

 

・伊達衿(だてえり)とは着物の衿と長襦袢の衿の間に入れる衿です、重衿ともいいます

 

・長襦袢(ながじゅばん)とは着物の下に着るもので、和服姿の基礎を作る下着といえます

 

振袖に合わせる袋帯は晴れやかな変わり結びにします

 

・袋帯とは柄が表にだけ織り出されたもので、袋状になっています

 

結び方は様々で羽の部分をその場で思いついた創作で作ります、同じ結び方を作るのが難しいのでその結んだ形は1度きりのものになってしまいます

 

ちなみにネイルをしたりや髪を染めてもOKです!

 

シックな振袖でかっこよくキめてハットを被って行った同級生もいたので、形式にとらわれすぎず自分なりのコーデを楽しんでみてもいいかもしれません

 

成人式の着付けは着崩れがないように着付け師さんも気合を入れて締めます

 

気分が悪くなることもあるので遠慮せずに伝えてください

 

私も成人式のときに気分が悪くなりかけました・・・

 

 

寒さ対策

1月は寒さが本格的になっていてまさに冬です

 

そんな寒い時期の成人式にはどう対策すればいいか

 

成人式を行う会場では暖房がガンガンに効いています

 

私は会場が温かすぎて頭がボーとして少しのぼせていました

 

ですので会場入場前の外で待っている待ち時間が寒いという感じになります

 

基本的には着付けの時に補正や長襦袢などを着こむので温かいです!

 

また振袖は袷の着物なので保温性は高いです

 

首回りもファーショールを巻いたり、持っていない場合はストールを巻くなどすると温かさがUPします

 

どうしても寒さが気になるようならヒートテックを着たり、ストッキングを履いたり、カイロを用意しておくと対策できます

 

 

雨や雪が降ったときの対策

濡れないように気を付けるのは大変です

 

車での送り迎えやタクシーを予約するのがいいです!

 

傘だと変わり結びで立体感の出た帯が傘からはみ出てしまうことがあります

 

傘も着物にあわせるなら和傘や番傘にすると統一感が出ます

 

振袖用のレインコートがあるのでそれならば濡れる範囲が少なくなります

 

撥水加工によって振袖が濡れる心配なしです

 

ワンピース型よりも二部式だと楽なのでオススメです!

 

草履も濡れる危険性を考えるなら振袖を短く着付けてブーツを履くのも一つの手です

 

普段は着慣れない草履だと足が痛かったり疲れやすいので、むしろ履きなれたブーツのほうがあっている人もいると思います

 

私の時も雨でしたが友達の車に乗せてもらって会場まで移動しました

 

 

まとめ

成人式で着る着物は振袖という概念がありますが自分の好きな着物で、好きなコーデで楽しみましょう!

 

成人式のある日は寒いので、体が冷えないように気を付けてください

 

成人式のある日は本当に疲れると思うので雨や雪が降ってなくても車を使って会場まで行くのは大いにありです

 

成人式が終わった後はゆっくり休みましょう!

 

成人式は人生で一度きりです、後悔のないように皆様にとって素敵な1日になりますように・・・

 

 

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